RIZIN.20 試合予想
RIZIN.20の予想です。
恐らく生中継となるであろう5試合をピックアップして試合予想します。
ということで以下にぼこぼこ書き散らかしていきます
リンジー・ヴァンザント vs. RENA
RIZIN女子MMAルール : 5分 3R(50.8kg)※肘あり
RENAはシュートボクシングで敵なしの選手。
試合内容に外れはなく、女子軽量級としてはKOでのフィニッシュ率が群を抜いて高い映える選手です。
対するリンジーは立ってよし寝てよしのウェルラウンダー。
RENAにとっては今年6月のリベンジ戦となります。
前回の試合内容はRENAがスタンドの攻防で押していたものの、テイクダウンされた後にバックを取られてチョークスリーパーからの一本負けとなりました。
2017年大晦日の浅倉カンナ戦同様の展開で負けてしまった部分も鑑みると、やはりRENAは寝技の攻防でお粗末な部分が垣間見えます。
特にバックに回られた際の対処が微妙です。
流石に同じ負け方を2度もしているため対策も練っているでしょう...
RENAはテイクダウンされないよう下手に蹴りを打たず、ジャブとボディで削ってラウンド終盤で三日月蹴りも混ぜてフィニッシュにつなげれば。
リンジーは前回と同様の試合をすればよいので、組んでポジションを取って寝技で決めたい。
試合予想としては今回はケージではなくリングでの試合、ケージほど広くもなく距離も詰めやすく地の利を活かせるRENA有利かなと。
RENAの2RTKO勝ちと予想。
☆注目すべきポイント☆
RENA:スタンドでの攻防、組みならびにテイクダウンされた後の対処
リンジー・ヴァンザント:レスリング、テイクダウン後のポジション争い
朝倉未来 vs. ジョン・マカパ
RIZIN MMAルール : 5分 3R(66.0kg)※肘あり
RIZIN×BELLATOR対抗戦の大将戦として銘打たれた試合です。
今年の格闘技の顔と言っていい朝倉兄弟の兄の方です。
今年はルイス・グスタボ、矢地祐介と階級上相手に判定勝ち。
久しぶりの適正階級、フェザー級での試合となります。
未来の特徴としては、左のカウンターパンチとローからハイまで蹴り分けれる打撃の選手です。
ただし、打撃一辺倒ではなく勝負際ではしっかりテイクダウンしたりとクレバーな面も併せ持ちます。
対するマカパはリンジー同様に打撃も寝技も出来るウェルラウンダー。
流石、ベラトールで鎬を削っている選手は何でも出来て当たり前ですね...
試合をガッツリ見ている訳ではないので当てはまるかどうかは分かりませんが、蹴りも出せますし、組み際のパンチはなかなかにパワフルです。
試合展開としてはスピードとリーチで上回る未来が距離取ってローで削り、カウンターでバシバシパンチを当てていくのではと。
マカパが嫌って組み始める部分から未来の対処がどうかと思われますが、階級上にも力負けしなかった未来にとってはそこまで苦にならないでしょう。
相手もタフガイ臭がすごいため、フィニッシュには至らず。
ここは未来のフルマーク判定勝利と予想します。
☆注目すべきポイント☆
朝倉未来:左ローもしくはカーフキック、左のカウンターパンチ
浜崎朱加 vs. ハム・ソヒ
RIZIN女子MMAルール : 5分 3R(49.0kg)※肘あり
RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチです。
Invictaアトム級元王者、現在も各種格闘技メディアから女子アトム級世界最強として評価されている浜崎。
RIZIN参戦後もここまで負けなしでベルトを巻きました。
対するハム・ソヒは今年7月からRIZINに参戦。
前澤智、山本美憂とこの階級では日本トップクラスの選手に完勝。
過去、浜崎に二度敗北していますが、8年も前の事であり別選手と考えてもよいでしょう。
お互い何でも出来る選手ですが、どちらかというと浜崎は柔道式テイクダウン→寝技、ハム・ソヒは打撃が秀でています。
ハム・ソヒは前回の山本美憂戦はテイクダウンディフェンスの高さ、打撃の精度で圧倒。RENAほどではないですが、打撃の能力が非常に高いです。
ただし、RENAよりも組み・寝技が優れているため思い切りのいい攻撃が可能です。
浜崎は負けん気が強く、ジン・ユ・フレイ戦のように打ち合いに応じる場面があるため、少し危ういと想定しています。
冷静に組んでテイクダウンして削っていけばと考えています。
全体的に浜崎にとってはかなりジリ貧の試合を強いられるかと。
組みのファーストコンタクトでどこまでいけるかによります。
あっさり切られると心理的に組みづらくなるかと。
ここはハム・ソヒのフルマーク判定勝利と予想します。
☆注目すべきポイント☆
ハム・ソヒ:スタンドでの打撃、フィジカルの強さ、テイクダウンディフェンス
那須川天心 vs. 江幡塁
RIZIN キックボクシング特別ルール : 3分 3R / 延長1R(56.0kg)
那須川天心はもう説明不要ですね。
江幡塁は新日本キックボクシング協会という団体で試合を重ねてきた選手。
最近はKNOCK OUTという団体でのトーナメントを制しました
ファイトスタイルはザ・正統派という印象です。
んー、あまり語る事がない...
天心は久しぶりの56キロですね。
単純に相手がいないので階級上で試合をしていただけであって...
それだけ、那須川天心はキックボクシングでは抜けた選手ということです。
江幡も洗練されたキックボクシングをしますが、天心は更に上をいく完成形です。
スピード、テクニック、パワー全てで圧倒してしまうと思われます。
負けるとすれば変に色気を出してカウンターを喰らったり、近距離でガチャガチャした際にカットしてのドクターストップとなるパターンですね。
まあ、それもないと思いますが...
少しでも江幡にチャンスがある肘ありで見たかったのですが。
天心フルマーク、もしくは3RTKO勝ちと予想します。
それにしても天心はもうキックボクシングじゃノれないですね。
MMAもしくはボクシングをやるか、あとは武尊とやるかしないと。
☆注目すべきポイント☆
那須川天心:スピード、胴回し回転蹴りなどの多彩な攻撃、ボクシングテクニック
江幡塁:左右関係なく打てる蹴り、近い距離での攻防
朝倉海 vs. マネル・ケイプ
RIZIN MMAルール : 5分 3R(61.0kg)※肘あり
当初は堀口恭司と朝倉海のタイトルマッチとなる予定でしたが、堀口の怪我による欠場、ならびに堀口のベルト返上で空位となったタイトルを両者が争うという流れです
海は打撃を得意とし、最近では堀口恭司、佐々木憂流迦を短時間でKOするなど充実一途です。
ケイプは何でもできるタイプですが、どちらかというとタフさと身体能力の高さを活かした打撃が得意です。
両者は一度対戦していますが、その時はスプリット判定で朝倉海が勝利しています。
試合内容は互角で、ここまで来たらジャッジの好みだよなあという印象でした。
今回の試合展開ですが、やはり海はパンチパンチでガンガン行くと思います。
堀口、佐々木に勝った自信もあるでしょうし。
ケイプは少し謎ですが、中村優作戦のように打撃にあまり付き合わずカウンターでタックルしたりするんじゃないかと想定しています。
ケイプもレスリングが飛びぬけて上手い訳ではないので、なかなかテイクダウン出来ないでしょうし、結局打撃戦になるような...
とはいえスタミナ勝負になってくるとケイプ有利かなと想定しています。
海は先ほど説明したように、堀口、佐々木をパンチで倒していますが、堀口は飛び込んだところにカウンターを合わせたことによるもの(まぐれとは言わんけども)、佐々木についてはもともとKO負けに等しい石渡戦からショートスパンで戦っているため、個人的に評価がしづらいんですよね。
海が勝って当たり前みたいな雰囲気出てますが、正直拮抗してるしケイプの方がコマンド多いんで勝つと予想します。
判定フルマークでケイプで。
☆注目すべきポイント☆
朝倉海:ボクシングテクニック、スピード
マネル・ケイプ:フィジカル、修正能力、トリッキーな打撃
は~~~~~~~
長々書いてたけど途中で飽きたわ(は?)
正直このカード達よりも、元谷ミックス、石渡扇久保の方が楽しみだゾ~